« 県議会は明後日から再開いたします(27日登壇予定) | メイン | 戦い済んで »

 6月定例議会を振り返って

2007年07月11日

議会を挟んでまたしばらく間が空いてしまってごめんなさい。m(__)m

先般の議会は今任期初定例会ということで、早速一般質問を行った。
初回ということもあり、地元課題、 というよりは県内全般にわたる内容とした。

主に 「地域主体の育成と活用」ということを取り上げた。
村井県政の方向性を象徴する言葉は「富県」であるが、
それを成すのは 「民の力」であり、 それを最大限生かしていくことである。
知事選におけるキャッチフレーズの「脱官力」である。
すなわち受け皿としての「民の力=主体」 を育成活用していくことが
不可欠であり、それが出来なければ「富県」は成しえない。

特に、 限界集落という言葉に表されるように、
少子高齢化や過疎化に苦しむ地域が数多い中、
「今」そして 「これから」という時代は、
社会参加の仕組みや制度を伴わなければ地域社会が成り立たない時代が
やってくることも現実的に考えなくてはならず、もっと言えば、
崩壊しつつあるコミュニティに対してその補完や創設を図る
地域民連携を促すスキームを導入することすら
やがて考慮しなければならない時代といえる――

このような視点からNPO・消防団等、既存主体への支援や主体創設への取り組み方、
また、 事業推進によって副次的に地域連携を促すものとして
私の"一点突破マニフェスト"に示したスクールサポーター制度等の促進を訴えた。
正直、 満足のいく答弁ばかりではなかったが、消防団支援 (団員確保)については
具体の検討チームを立ち上げることとなり、
スクールサポーター等については維持拡大の方向性が出された。
なお同事業の実施地域においてはPTAを主軸に自発的な活動を展開する地区が
増えているようであり、その意味でも更なる取り組みが望まれる。
またディスティネーションキャンペーン(DC)と観光振興についても取り上げた。

上記については議会HPで録画が見られるので、関心がある方はご覧下さい。
http://www.pref.miyagi.jp/kengikai/tyukei/tyukei.htm


 

さて、 今議会で一番焦点になったのが"請願"である。
飯野川高の次年度募集停止に端を発し、 6000名を超える署名と共に提出された
高校再編に係る基準見直しを求める請願である。

私も紹介議員として署名したが、委員会・ 本会議にて賛成少数で不採択となった。
大変残念であるが、今回の請願採択・不採択だけで終わらせず、
今後の議会の場で飯野川高校の取扱いも含めて当局の考えを質していくつもりだ。
というのも、 特に普通課程をもつ県立高校において、設置者 (県教委)として
「各校がどのような人材を育成していくのか」
「各校の役割分担と位置づけ」
が未だ見えないからである。
我が地域で言えば石巻高・好文館・石巻西・河南・女川・ 飯野川と
普通課程を持つ高校が6校存在するが
(別課程や普通科内で学習類型分けをしている学校アリ)、

地域の拠点校として石巻高が位置づけられるのみで、
他校については不明瞭である。
「特色ある教育・ 魅力ある学校づくり」とは言いながら、
学校と地域に任せきり、という感も拭えない。
現場に対する県教委の過大な介入は望ましくない、 という意見もあるだろうが、
それ以上に公立機関として各校が設置されているという意味を
考えなければならない。

その意味付けには設置者としての明確な意思が必要なのである。

また、 現場の自主性を重視する余りに、生徒の自己実現の機会や
前向きな意思が損なわれるケースも存在するようだ。


「共学化、 そして再編の先に何があるのか」
「そこにおいて掲げられた理念や目標に対し現実は乖離していないだろうか」
「掲げた理念が偽りになっていないか」
「現場は逆行していることすらあるのではないか」

厳しく問うていく所存である。

 

 

投稿者 sudayoshi : 2007年07月11日 00:50