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 心晴れて

2009年07月14日

6月議会閉会から一週間。
閉会日の7日(火)には新議長が選任された。
新議長は気仙沼選挙区選出の畠山和純(かずよし)議員(4期)。
政策的にも、メンタル的にも、私のお師匠さんのような方だ。
就任後1週間、本日が新議長初の対外公務、ということで、
それを私の地元女川町出島でお迎えできたのは個人的に感慨深い。
畠山議長の地元には県内最大の有人離島大島があり、
当方には前記の出島をはじめ4つの有人離島がある。
双方の地域の基幹産業は水産業、交通基盤の強化が必要不可欠など、
似たような地域事情を抱え、それを一つでも克服していくために共にやってきた、
尊敬する良き先輩であり、同僚であり、そして目標でもある方だ。

新議長決定までは色んな経過があり、それが会期末の心の重さとなっていた。
私にとって畠山さんと同様に大切な方も固い意志を持って名乗りを上げられていた。
私のみならず、会派の多くの同僚にとって共にも大事な二人であり、
若い世代をいろんな場面で引っ張ってきた二人である。
この二人を争わせることだけはしたくない、
二人の友情にひびを入れるような結果は招きたくない、
というのが率直な思いだった。
そしてその思いで各々が様々な努力をしたが、二人の固い決意は覆らず、
最終的に会派所属議員のそれぞれの判断を問う形となり、
結果としてもう一方の方でなく畠山候補が会派の統一候補となる。
議長選出の本会議直前、そのもう一方の方より

「会派の意思決定を尊重するし、自身の思いにもけじめがついている。
皆で一丸となって畠山議長誕生へ向けて結束しよう」

との皆に向かっての呼びかけがなされ、
その心中を推し量ると胸が張り裂けそうな思いを抱きながら本会議に臨んだ。

今回、たまたま議長選挙の開票立会人に私が選ばれ、
無記名投票にて選挙が行われた後、壇上での開票を見届けた。
誰が誰に入れたか判らないのが無記名投票だが、
開票結果は、我が会派の38名全員が一人も欠けることなく
畠山候補に投票したことを示していた。

全てが終わり、会派全体での今議会の総括の場で新議長より
皆への、そして誰よりももう一方の方の友情への謝意が述べられ、
それぞれが涙と共に胸を熱くした。

 

今回の結末は、それぞれが真剣に議会や会派のこれからを考えて
行動しあった結果が導き出したものであり、そこに筋書きなんてものは無い。
そしてその結末は将来へとつながっていく結末でもあった。
同時に、我々の杞憂や色んな複雑な思いを最後に救ってくれたのは、
心を晴らしてくれたのは、最後まで真剣にぶつかり合った二人の候補者の友情と絆であった。
正直、利害関係や駆け引きがどこにでも転がっている議会という場に、
美談のようなものを期待しても甲斐の無いことかもしれない。
それでも、このような素晴らしい先輩方と、また真剣に相手を思うことが出来る
多くの同僚と共に県政の場で働かせてもらっている自分の巡り合せに
改めて心から感謝している。
畠山新議長を中心に、多くの仲間と共に、
希望ある、信頼される県政を築くべく努力していきたい。

 

さて、国政では解散以降の日程もほぼ固定されつつあるようだ。
こちらは信頼とは程遠い、想像を絶する逆風の選挙になるだろうが、
思うところはまた後日・・・。

 

投稿者 sudayoshi : 2009年07月14日 01:39