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2010年08月27日
幹事長という立場も含め当然ながら無関心ではいられない。
既述の通り、昨日は秋田での1道6県の議員交流研修会に参加し、
ただいま一旦地元に着いたところ。
昨日秋田へ向かう新幹線の車中、
「小沢前幹事長、代表戦出馬」
の報が伝えられ、数社から電話にて取材を受けた。
(通話は当然デッキにて行っております)
前回、自民・民主の総裁選/代表戦の仕組みを記したが、
予想は十分出来たが意外な展開、ではある。
何せ”政治とカネ”を大きな要素として身を退いたお二人が、
またコンビを組んでツートップとしてピッチに戻ろうというのだから。
本来は観客席か、許容されるにしてもベンチまでだろう。
まあ、フィクサーやキングメーカー然として影で暗躍するよりはいいだろうが
そうだとしても消極的評価として、である。
奇しくも、今の民主党の基本形を作った2003年の民自合流時の、
旧民主党と自由党の代表がそれぞれ菅・小沢両氏である。
民主政権がガタガタになっている今、正に象徴的な組み合わせである。
そもそも理念・綱領すら持たずにここまでやってきた民主党の本質が
今回も現れているといえる。
今回のことで驚くのが
「小沢氏を処遇して挙党一致」
だとか
「小沢氏を処遇しないから選挙になる」
だとかいうセリフが平気でポンポン飛び出してくること。
あんたらはホントに”民主”党なんですか?
まず以って、それぞれの立場で主張をしっかりと訴え、
代表が選出されれば垣根を乗り越え一致結束して課題に立ち向かうのが
”挙党一致”ということであるはず。
その前に裏権力や党内実権のポストを要求し、
組織がまとまったかのような体裁を取り繕うのは、
挙党一致ではなく”談合”である。
結局談合は成立しなかったが、前首相は”談合”を持ちかけた。
政権を担っている、という自覚すらないのだろうか?
誰か一人の政治家の影響力で組織全体が右に左に、
場合によっては意欲のある人材をつぶすことも当然、
立候補の自由が担保されることすら怪しい。
こんなの”民主”的じゃない。”人治”的である。
人治党に名前を変えるべきだ。
毎日新聞web版は、小沢氏周辺の言葉として、
「小沢氏は首相として政界再編を主導し、
早々に自分の後継首相を選んで
裏方に再び戻るとのシナリオを希望している」
と伝えている。
もしそうなら一国の宰相へ臨もうとする人の態度としては
不遜と言わざるを得ない。
またそれを判った上で押し立てようとする勢力があるとするならば
これまた不遜の極みである。
加えて、噂されるような強制起訴から逃れるためとするならば
何をか言わんや、である。
いずれ、約一ヶ月の政治空白は避けられない。
この間、経済対策は?円高株安対策は?
国民生活に直結するような課題が山積するなかで
どう見ても前向きの議論にあらず、の党内抗争。
国を取り巻く現下の情勢における政治の業とすれば悲しすぎる。
彼らの本音は「国民の生活が第一」なのでなくて、それをプロパガンダにして、
せっかく手に入れた政権をどうそれぞれの都合のいいように維持するか、
「自分の(自分たちの)権力維持が第一」
にしか映らない。理念もへったくれも無い。
というか綱領が無いから理念の持ちようが無い。
組織の統一的な社会観すらない政党に
このまま国家の行く末を預けるのは本当に正しいのだろうか?
既述の通り、民主党代表戦の帰趨は全体の3分の2を占める
国会議員票が握るが、12分の1の地方議員票を除く
残り4分の1の党員・サポーター票の見識が試される状況だ。
今回の民主党代表選が政界再編も含め、政権をとるのが誰(どこ)というのではなく
今の政治的不幸から脱却するための導火線となることを望む。
投稿者 sudayoshi : 2010年08月27日 13:22

