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2011年12月12日
今日で一ヶ月。
県議と町長とは求められる役割も違うので
単純な比較はできないが、時間の密度やはり濃い。
通常業務的な部分もあるが、復興計画に伴う土地利用など、
今後にとってきわめて重要な案件が山積みであり、
案件ごとに頭とモードの切り替えが大変だ。
過日、町議会の復興特別委員会に対し
土地利用計画の素案をお示ししたところであり、
これを皮切りに各方面に案を提示し意見をいただいていくこととなる。
それをしつつ、国の三次補正に伴う復興交付金を使った事業計画を
策定していくのだが、これがまたタイトなスケジュールとなる。
交付金(並びに交付金事業)の概略は伝わってくるのだが、
きちんとした要綱等が国から示されない中で
見込みスケジュールだと1月中には復興交付金事業計画の原案を
国に出さなくてはならないという現状である。
国が示すべき要綱が定まらない中でそれを見込んで計画を立案していく、という
また、国にそれを求められそうだという、かなりトンデモな状況だ。
かといって「んな無茶な~」と国に言ったとしても
今度は事業進捗全体がずれ込むことになり、
スピードを落としてしまうことになる。
これだけでもトンデモだが加えて、計画自体は全部で三本、つまり
①復興整備計画(土地利用関係)
②復興推進計画(特区関係)
③復興交付金計画(復興交付金関係)
を策定しなければならない。
更には通常通り次年度の当初予算も当たり前に編成しなければならない。
率直に言ってマンパワーも不足(他自治体からの応援、助かってます!)、
町民の意見聴取と合意形成、議会との協議と理解etc.
普通に考えたら予算規模からしても2年位(或いはもっと)かけてやる仕事を
実質半年以内でやる、ということ。
それでもやれるか、やれないか、ではなく
”やらなくてはならない”
のである。
明日から町議会の定例会も開会、様々な場面と機会を通じて
悔いのない復興の道筋となるよう努力していきます!
さて、前回日記からだいぶ間が空きましたが、
この間の出来事をざっくりと。
11月24日に東京都庁において、既報の本町のがれき処理受け入れに関する
協定同意の共同記者会見を行わせていただいた。
大変感謝しております!
我が町の災害廃棄物の発生量は推計で44万4000t。
通常年の我が町の一般廃棄物発生量の115年分である。
このうちの可燃性廃棄物約10万トンを東京都下の清掃工場で
受け入れていただくこととなった。
12月6日には試験搬出を行い、今後の試験焼却の結果を待ち、
正式な搬出開始となる。
この、震災によって発生した災害廃棄物については、
当初全国各地の自治体が受け入れに対し協力を表明いただいたが、
東京電力福島第一原発事故の影響が拡大した結果、
ほとんどの自治体で逆に難色が示される結果となった。
そういう中で、石原都知事をはじめとする皆様のご理解により
このたびの受け入れに繋げていただくこととなり、
本当に感謝しております。
会見当日、荒川区長の西川特別区会長からいただいた
「我々(東京)の生活は東北に支えてもらってるんだ」
という一言にはいろんな意味が包含されていたはずであり、
私にとっては大変うれしい言葉であった。
当然ながら、搬出する廃棄物については放射性物質量の測定はもちろん
廃棄物の混合比率まで受け入れいただく自治体の基準に
適合させているので、客観的なデータとともに責任を持って
管理体制を敷いていく。
現在我が町ではもともと住宅や工場があった場所に
がれきの仮置き場を作らざるを得ない。
全壊家屋等を解体し、そのがれきを撤去した後、
基礎ごとはがして平らにした後にまたがれきの山を積んでいく、
そのようにして多くの平坦部の被災土地ががれきの山々となっている。
町内の多く、その9割弱が山地であり他に土地がないからである。
したがって、このがれき処理が加速していかないと
整地や盛り土など各種の復興事業を進めることができないのである。
そのような状況であり、東京都内への廃棄物搬出が実現したことは
復旧復興を促進するうえで大変大きな一歩となった。
今後安心して安定的に受け入れていただけるように、
なお責任ある体制で臨みたい。
他にも色々あったがまた今度、ということで。
おやすみなさい!
投稿者 sudahonnin : 2011年12月12日 22:09

