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 またご無沙汰しておりましたが

2014年10月23日

気付けば例によって前回から1ヶ月。
さんま収獲祭からそんなに経ったんだな~、と。
出張関係が多いのに加え、二週にわたる台風。
とりわけ、19号襲来は緊迫した。
東京からの日帰り出張で夜10時過ぎに女川に戻り、
その後午前2時から役場待機。
地盤沈下の影響で、通常でも

時間雨量20mm×3時間+満潮

で一部地区の冠水が発生するのが現状である。
水路の浚渫や改善は行ってきているが、
そもそも海面のほうが高くなってしまうとどうにもならない。
台風時などは例外として、通常時の強い雨などについては
最低限車の通行などに支障を招かぬよう対応してきているが、
抜本的には地盤嵩上げなど現在の復興事業の進捗があって
対策が進む、ということになる。
地震や津波による直接的な被害もさることながら、
この地盤沈下によってもたらされた影響もかなり大きい。
これが無かったとするならば、復興事業のスピードも
大分変わっていただろうと思う。
たらればを言ったところで状況が改善するわけでもなく、
暫定・抜本を問わず、今後も継続して可能な対応を図る。
そのようにしたとしても、今後しばらくはまとまった雨量に見舞われる度に

冠水する被災町

の画を撮りに来る報道各社のヘリが空を舞うのだろうが。


閑話休題。

このような合間に、現在建築中の女川駅+ゆぽっぽの
建築現場視察に行ってきた。
町民や関係者、女川マニアにはご存じの通りであるが、
被災跡地再生の第一段となるのが女川駅を一つの核とする
商業エリアでの事業である。
来年春のJR女川駅再開を目標のひとつとして
ここまで事業推進を図ってきた。
ちなみに、ゆぽっぽは町営の温浴施設であり、
駅と温浴施設が合築された建造物となる。
現在の建築状況の写真。

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この建物から海側へ真っ直ぐプロムナードが走り、
三階部分の展望スペースから望めるようになる。
※完成後のイメージを膨らませてご覧ください

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こちらは反対の線路側。

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木を格子状に組み、その上に幕屋根を張ることで
自然透過の採光を行うようになるが、幕を張る前の段階がこれ。

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幕を張ってしまうと張り替えまで二度と拝めない姿。
上に登るとさすがにちょっと怖い((((;゜Д゜)))

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骨格はほぼ仕上がってきたので、今後設備や内装、
外装、更には駅前広場の整備に取り掛かり、
春の供用へ向けて鋭意工事が進められることとなる。
タイトなスケジュールですが、現場の皆さんよろしくです!


最後に。
新潟の震災から今日でちょうど10年。
また、今日まで兵庫出張(職員派遣自治体等への表敬訪問)だった。
今我々が感ずる、直面する様々を、不幸にも先に経験され、
やるべきこと
やるべきでないこと
これまでの様々な経験を今もがいている私たちに伝え、支えてくれている。
当事者である我々はもとより、その皆さんにも
支えることが出来てよかった
と感じられる未来を皆で創っていかなくてはならない、と改めて思う。
これまで派遣で来ていただいた職員の方々とも懇談させてもらった。
皆がこれからの町の進展に期待を寄せてくれている。
そのような色んなご縁と自ら立ち上がろうとする地域の力でここまで歩んでこれた。
ここで生きる我々だけでなく、この地を思う数多の皆さんの想いが込められた道程。
急ぎつつもしっかり、と歩みを進めていく。

投稿者 sudayoshi : 2014年10月23日 23:24