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 出張と会合続きで

2015年02月14日

と、表題で言い訳しつつ、ご無沙汰です。
未だに新年のご挨拶のままであることに
気まずさを覚えつつの更新であります。
この間、例えばまちびらきとか石巻線試運転開始とか、
トピックスは沢山あったのですが、
他でだいぶ取り上げられ旬を沢山逃しまして。
と、まあ言い訳はこの程度にして、
外に出る機会が多かったので今回はその辺を。

先ずは2月の頭。
東京丸の内にて講演の機会をいただいた。
日経Biz×東北オープンアカデミーによる、
被災地復興と地方創生に関するセミナーである。
前半が私の基調講演で、
後半が各被災地で新たなチャレンジをする
若いリーダーによるパネルディスカッション。
石巻市雄勝の立花貴さん(sweet treat 311、モリウミアス)、
山元町の岩佐大輝さん(農業生産法人GRA、ミガキイチゴ)、
気仙沼市の御手洗瑞子さん(気仙沼ニッティング)、
岩手県の高橋博之さん(東北食べる通信)。
何れも被災地から新たな社会の価値を産み出している方々で、
新時代のリーダーとして注目されている皆さんである。
よって、私の役回りは基調講演と書いて“前座”ですw
まあそんな訳で、当初500名の座席予定に対し、
申込み多数で急遽100席以上増やすほどの状況で行われた。
さて、外で話すときはいつも“女川認知度調査を”行う。
つまり、
「女川、って聞いたことのある方は挙手して!」
とやるわけだが、流石に東北の現状等に関心がある方々が
参加されているのでほとんどの方が挙手。
続いて、
「女川に行ったことのある方は?」
となるのだが、なんと1/3近い方々が手を挙げてくれているではないですか!?
これには驚かされました!
日頃
「”風化する””忘れられる”のは世の常であり、それを嘆くのではなく、
 ”風化させない””忘れられない”ように我々自身がどうするのか、が問われる」
と言い続けているものの、実際の風化を感じることが様々にあるが、
これだけ多くの方々が被災地の今を思いを馳せ、
或いは何らかの形で東北にかかわり続けたい、
と思ってくれていることにたくさんの勇気をいただいた。
そしてそれは、”復興”という以上に、東北各地でのチャレンジに対し
我が国や地方の未来へ何らかの可能性を感じてくれている、ということ。
「復興とはその道のりを通じて新たな価値や地方の可能性を生み出すこと」
という言葉で私の話は締めくくらせてもらった。
被災地での復興は被災当事者の生活再建/事業再建が最優先だが、
その全体を捉えた時の根底に問われるのは
”復興を通じて何を成すのか、何を生み出すのか”である。
女川のみならず、各地で様々なチャレンジが行われている。
公共や民間を問わず、様々なセクターによるチャレンジであり、
民間の場合、資金はクラウドフファンディングなどを活用した自賄の場合も多い。
プレーヤー、スポンサー、サポーター、立場はいろいろあれど、
数多の人々が数々のチャレンジに参画してくれている。
見方を替えれば、それらは東北の地を舞台とした、
地方の将来を切り拓くための社会実験とも言える。
地方創生が叫ばれているが、まさに東北の被災地からこそ新たな時代の芽が
生まれてくるだろうし、そうしていかなければならない。
当事者である我々にとってはなおのこと、である。
改めてその意を強くした。
※上記のお四方については是非ググることを推奨


続いて建国記念日の2月11日。
我が町と災害時相互応援協定を締結している栃木県塩谷町の
町制施行50周年記念式典にご案内をいただきお邪魔したときのこと。
塩谷町と我が町は十数年前に始まった子供たちの交流事業を契機とし、
様々に交流を図ってきた。
震災時にはかなり早い段階から支援活動を行っていただき、
現在もイベント時の相互出店など、盛んに交流を行っている。
作曲家の船村徹さんや、電撃ネットワークのギュウゾウさんの故郷でもある。
※ちなみに、ギュウゾウさんには復幸祭やサンマ収獲祭など
 本町イベントに何度も参加いただいていますが、塩谷ご出身というのは
 昨年初めて知りましたw
式典後には見形塩谷町長さんとともにギュウゾウさんのラジオ番組に
電話出演もさせていただいたところである。
さて、式典会場にて2つの衝撃を味わった。
1つ目。
塩谷町のマスコットキャラ(所謂ゆるキャラですな)の名はユリピー。
※写真はユリピーのFBより拝借 m(_ _)m

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すんごいかわいいキャラですよね?
ついでにもう一枚。

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なぜもう一枚かというと、右がゆっふぃー(寺島由芙さん)イチ推しのゆるキャラである
ふっかちゃん(深谷市)とのツーショットなんで・・・。
とまあ、そのかわいらしさが改めてわかるが、実際のユリピーは写真でお分かりのように
体幅が推定1.5m以上と、体のほうは大きめのキャラである。
式典当日、会場となっている塩谷中学校1階で受付を済ませ、
式典会場の2階に階段を上ろうとしたとき、
1階から2階へエレベーターにて移動しようとするユリピーを発見。
体幅が広すぎてエレベーター入口に引っかかって乗れませんwww
何度も一人でトライするユリピーを職員が懸命に押し込み、ようやく乗れたユリピー。
かなり衝撃的な現場を目撃してしまった。

2つ目。
式典にて配布された資料には様々なものが入っていた。
式典資料はもちろん、50周年を記念して選定された
「しおや名木50選」や「ふるさと宝物自慢一」などなど。
塩谷の人や自然の魅力が伝わってくるいいものだったが、
その中に、塩谷町2015年町勢要覧が入っていた。
一般に、町勢要覧などの資料は年度時点での人口や産業など、
統計的な資料の意味合いが強い。
で、その塩谷町の町勢要覧がこれ。

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攻めすぎです、塩谷町www
余りにチャレンジングです!
我が町も震災後はサブカルチックな色合いが徐々に出てきていますが、
ここまでのチャレンジはまだできませんw
出演は栃木のご当地アイドル「とちおとめ25」の皆さんで、
塩谷町のいいところを彼女たちがグラビア風に紹介するスタイルで始まり、
統計関係は最後のほうにまとめて記載。
編集は塩谷町企画調整課。
たまげましたが、よく考えれば地元の名所をより魅力的に伝える手法としては、
よく練って考えられたものと思う。
うちの職員にも見せたが、驚きとともに
「これなら手に取って細部まで読んじゃいますよね」
という感想。
この体裁での発行を決断された見形町長の胆力に脱帽です。


などなど、出張先でも様々な刺激をいただいております!

投稿者 sudayoshi : 2015年02月14日 20:42