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 まだ芽が出ただけだけど

2015年04月06日

既に四月に入ってしまったが、前回記事を受けてようやくご報告。
去る3月21日(土)に「おながわ復興まちびらき2015春」
続く22日(日)に「女川復幸祭」を無事執り行うことができました。
大変大勢の方にお越しをいただきありがとうございました!
昨日はNHKにて復幸祭を主導した町内若手に焦点を当てた
特集番組も放送され、当日の模様を思い起こした方も
いらっしゃるのではないでしょうか?
更には、復幸祭当日に「海ステージ」として活用した場所である
「フューチャーセンターCamass」が翌週28日にオープンしました。
NPO法人アスヘノキボウが展開する本施設、
オープン初日は各界の著名な方々にお越しをいただき、
1時間×3本勝負のパネルディスカッション(フューチャーセッション)が
行われ、大変有意義な時間となりました。
まちびらき以降、大変大勢の方が駅+ゆぽっぽを見学に訪れています。
大変ありがたいことと思うと同時に、感想として
「駅以外、何もないんですけど・・・!?」
と思われた方も多かろうと存じます。
すみません、駅広とCamass以外まだ何もありません。m(_ _)m
周辺は絶賛大造成中で、そのド真ん中にようやくできた一つの拠点。
これが大規模被災地の、今の現実の姿です。
この、何もない空間にこれから”まち”ができていく、
その未来へ向かおうとする”今”を感じていただきたい。
そして何もない空間にできていく”まち”を想像していただきたい。
そう願います。
一方、だから現状はこれでいい、ということでもありません。
ゆぽっぽ内での物販は拡充し、近辺での出店も行うようにします。
せっかくお越しいただいた皆様の為にも、
できる範囲ではありますがサービス拡充に努めますので
よろしくお願いいたします。

さて、前述のとおり”まちびらき”と言っても、全体からすればほんの一部分。
それでも、JR石巻線の全線復旧と駅舎+温浴施設ゆぽっぽの再開、
駅前広場とその前面の商業エリアの用地供用開始という節目であり、
これらの全ては被災元地を嵩上げして整備されたもの。
つまり、被災元地の再生が部分的とはいえ果たされた、ということ。
前回の本欄で「まちびらきまで○○日カウンター」の写真を載せたが、
そもそも駅周辺まちびらきのXデーを何時に設定するかについては、
JRさんのダイヤ改正時期である3月 or 9月が望ましいだろうということ、
また実際の工事量からして二年はかかるだろう、ということで
二年以上前に内部目標として2015年3月21日をXデーに設定した。
実際はこれでもかなりシビアな工程であったが、
ドンピシャで3月21日にまちびらきを行えることとなった。
日々頑張っていただいた現場作業員の方々や関係各位に
心から御礼申し上げます!
また、町内若手有志により始まった復幸祭はこれで4回目になるが、
今回はまちびらきに合わせての実施をお願いし、
「そういうことなので、いつもよりガッツリ盛り上げてください!」
と依頼したところであった。
運営に当たっては、各々の生業と再建で多忙な中、
実行委員会の皆に力を尽くしていただき、
また100名を超えるボランティアの方々にご協力をいただき
大変すばらしいイベントにしていただいた。
出演者の方々も含め、心から感謝です!

まちびらき式典にはご案内先で200名以上、メディアが150人、
カメラの台数が電波と紙を合わせて50台、
町民の方々や女川ファン、鉄道ファンも大勢集っていただき、
2000人以上(新聞記事による)が詰めかけて盛大に開催!
とりわけ、町民の方々が本当に大勢集っていただいたのは、
「あの日」から4年、如何にこの日が来ることを待ちわびていたか、
ということだと思います。
また、駅と合築のゆぽっぽ(というかゆぽっぽの一部分が駅)の開業は、
町民の方々が気軽に集まれる施設がようやくできたことを意味します。
これまでは体育館や仮設役場庁舎くらいしかありませんでした。
(これも”気軽に”ってものではないですね)
ゆぽっぽは3月中は100円で温泉に入れるということもあり、
開業初日となる復幸祭当日が600人以上、
その後も300人オーバー/日、ということで盛況でした。
結果、3月中10日間での利用人数は4454人!
大変ありがたいことです。
一方、通常料金500円となった四月のこれまで5日間の利用人数は
974人。
お客様は正直ですw
町内外の皆様、是非ご利用ください!

大きな節目とは言えども、まだ町の中心部はこれで芽が出たばかり。
今後数年をかけて順次整備を終え、全体が出来上がるのはまだ先。
そしてなによりも、ここで暮らす人々、訪れる人々の笑顔があふれて
はじめて「花が咲いた」と言えるのであり、ここからが肝心。
山登りでいうと4合目くらいまでは来たがここから傾斜がきつくなる、
そのような概況であり、むしろここからの進め方が将来を左右する。
そのような危機感と緊張感を強く抱きながら、
気分をリセットしてスタートした新年度です。


以下は、復幸祭当日の「山ステージ」での写真です。

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二年半前から女川を訪れてくれている”研究員”の皆さんとの、
ライブ開始前、山ステージフリーエリアでの”ゼーット!”な一枚。
手にされている”女川愛”タオルは2年半前のサンマ収獲際の時
町内の青年団体金曜会が作成したもの。
以来、二年半前から何度も女川を訪れていただき、
そのたびに女川愛タオルを持ってきていただき、
そして皆で何度も”女川愛”を掲げ続けてきてくれたのです。
ひどいスコールに見舞われた二年半前のその日のステージは
後に神現場とされ、故にBisと女川と研究員の絆が生まれました。
Bisは解散しましたが、そのご縁は今も繋がっています。
サンマ⇒復幸祭⇒サンマ⇒・・・と半年に一度お会いしてきた皆さん。
そのたびに旧友に会えたような喜びでうれしくなります。
皆の”女川愛”に感謝。
これからも
「また来てくれてありがとー!」
と言える場面をたくさん作っていくんで、また遊びに来てね!


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そしてこちらがモノノフさんたち!
いや~、大変大勢の皆様にお越しいただきました!
町内の土地の整備状況や受け入れ環境から、実行委での協議の結果
チケットは5000名分限定とさせていただきました。
(当日の状況からもやはりこれが限界だったと思います)
不便をおかけする中、初めて女川を訪れてくれた方も多かったと思います。
全国から足を運んでいただいたモノノフの皆さん、
本当にありがとうございます!
海ステージの進行の関係上、ライブはほとんど見れませんでしたが、
(従って、ももクロちゃんに直接謝意を伝えられず申し訳なく思います)
素晴らしいステージだったとのことでなにより。
もし”ニッポン万歳!”を聴いてたら多分号泣していたと思います。
ももクロちゃん、女川のお友達でいてくれてありがとう!!
ももクロちゃんと我が町の子供たちとのこれまでの交流がありましたが、
そのご縁でモノノフ皆様にはライブの有無に関わらず女川を訪れていただく方も多く、
仮設商店街でお声をかけさせていただいたこともあります。
思えば、震災後初めての花火大会の時、本部テント前で
ともに涙しながら花火を見つめたのもモノノフの方々でした。
皆様とのご縁にも感謝です!
ももクロちゃんの成長を見届け声援を送られるのと同様に、
我が町のこれからにもご声援よろしくお願いいたします!


投稿者 sudayoshi : 2015年04月06日 21:01