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 点から線、そして面へと繋がる年に

2017年01月01日

皆さま、あけましておめでとうございます!
それぞれに良い年をお迎えいただいたことと思います。
振り返れば、昨年も様々なことがあり、
その都度町民の皆さんはもとより、多くの方々に御尽力いただき、
新たな女川の息吹を生み出すべく活動をいただきました。
将来へ向けた中核を担うものが一つずつ形になってきた、
そんな一年だったように思います。
暮れには前回記述した通り「地元市場ハマテラス」もオープンし、
新たな魅力が加わったにぎわい拠点が更にパワーアップ、
町内外から多くの方々に訪れていただきました。
天候が心配されたイヴ花火も、開始時には絶好の花火コンディションとなり、
これまた昨年以上の観客が訪れてくれました。
ジョン=ルーカスさんの歌声をバックに始まった花火、
言葉もないぐらいに感動的でした!
次のイヴ花火では、今回も満席だったJR石巻線下り列車が
乗車率120%になるようなにぎわいにしていきたいところです。
一方で、住環境の再建率は今年度末でようやく全体の2/3、ということであり、
着実・確実な復興を推し進めていかなくてはなりません。
生み出された希望と足元の現実の双方を直視し、
皆で描いてきたビジョンを具現化していくという責務を果たしていくよう、
年頭に当たり改めて気を引き締めているところです。

その初日である元旦。
昨年同様、駅から海に向かって伸びるレンガ道の中心に、
太平洋の遥か先から見事な初日の出が上がりました。
「さて、今年はどれくらいの人が来てくれるだろうか?」
と思いながら日の出時刻の30分前に現場へ到着したところ、
びっくりするくらいの人が集まっているではないですか!?

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思わず一人でガッツポーズをしてしまったところですw
というのは、一年前が大体100人くらいの人出だったので、
‟レンガ道の真ん中から初日の出”の話が多くの方に知っていただいたとしても
ま、今回は昨年の倍くらいで、そこから徐々に増えていけば、
という考えをしていたからです。

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最終的には少なく見ても500名以上の方々があの場に集い、
見事な初日の出の元旦を共に迎えられました。
一年前に記した通り、レンガ道の方角は初日の出に向かうように
土木的に設計したものであり、その設計の正確性と技術の素晴らしさに
改めて頭が下がるところですが、それは何のための設計か、と言えば、
復興を通じこの女川の地から新たな価値や
可能性を生み出していくためのものです。
つまり、土木の設計はあくまであの空間自体の意義や価値をどう生み出すかの
一部だったわけであり、意義や価値という無形の設計のためのものでした。
それが、想像以上のにぎわいを実際に目の当たりにしたことで、
その無形である価値設計の意図がこんなにも早く現象として現実になり、
言い出しっぺとして率直に大変な喜びを感じました。
正直、涙が出るほど嬉しかったです。
シーパルピア+ハマテラスができたおかげでサービスもさらに向上し、
集まられた方々への温かいものの提供や一部店舗での元旦限定朝食など、
新たなサービスも展開されました。
シンプルに、寒けりゃ温かいものが欲しくなるんです!
そうやって、年に一度の朝かもしれないけれど、
コンテンツ→集客→サービス→集客→サービス→(以下ループ)
というような経済行為にまでつながる循環を生み出すべく発想したことが、
想像を超える展開にまで(少なくとも現状では)なりました。
(飲食店も年越し→初日の出まで営業いただきご苦労様でした!)
この実感できた可能性を今後皆で如何に育んでいけるか、
これが復興のさらに先にあるまちづくりへの大きな勝負所だと捉えています。

このような、これまで皆で築いてきた一つ一つの点が価値や意義を発揮し、
それが連なり線となり、そして連動して面に広がり始める、
今年をそのような一年にしていきたいと思います。
いや、思います、というか皆でそれを実現していきます。
課題はその都度、それも多様に存在しますが、
いずれも乗り越えていくべきもの。
復興、そしてその先へと皆で道筋を描き歩んでいきたく存じます。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます!


平成29年 元旦

投稿者 sudayoshi : 2017年01月01日 23:56