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 庁舎建築現場&天然芝グラウンド整備

2017年12月27日

気が付けばあっという間に前回から1か月。
この間のあれこれを、旬を逃しつつ綴りますw

女川駅南側の高台に建築中の新役場等の施設群。
だいぶ鉄骨がくみ上げられ、一部にはPCの壁パネルが張られ、
その姿が見え始めてきたところ。
先日その現地にて、外壁の色決め等を兼ねた現場見学を行った。
小雪が舞い散る寒さのこの日も、たくさんの現場作業員さんが
頑張ってくれていました!ありがとうございます!

以下にプチ解説付き写真をご覧ください。

【役場1F】
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1Fの役場執務スペース辺り。写真右側が東で、
窓越しに街中の風景を望むようになる。

【役場1Fエントランス付近】
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写真奥側がエントランス部分で、左側にホールが作られる。
ホールは以前より規模を縮小してロールバック400席に
スタッキング100席強の約500席規模。

【役場2F防災テラス側】
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テラス直下は子育て支援センター、その外構の下部に慰霊碑が建てられる。

【ホール予定地】
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奥側は役場本体と供用スペース他で、ホールそのものについては
現在基礎工事中。今後鉄骨が組まれる。

で、現場の作業用の床面は10cm超幅の薄いアルミ板が敷かれていて
この上を移動するのだが、一歩進むたびに「ペコ、ペコ」と音がする。
自分の体躯的に心配になるのだが、一枚に対し耐荷重200kgとのことで
「全然大丈夫ですよw」と現場の方にも言われるのだが、
なんとなく不安でなるべく鉄骨の上をつたって移動しましたw
完成・供用は来年秋口の予定。

 
 
閑話休題。
過日、全議案可決をいただき町議会定例会が終了。
大事な議題が色々あったのだが、補正予算議案中、
報道でも取り上げられた、今後清水地区に設置される清水公園の、
天然芝グラウンドを含むエリアについての実施設計予算を計上した。
これを受けてか、
「コバルトーレの拠点(球技専用グラウンド)整備へ」
という文脈で各メディアが報道した。
取り上げていただくのはものすごくありがたいのであるが、
これらは、町からするとニュアンスが異なるものであり、
以下にこの点を正確に記す。

震災以前は本町に
①陸上競技場(3種公認、天然芝グラウンド)
②多目的運動場(土グラウンド)
③第二多目的運動場(土グラウンド)
の3つが存在した。いずれも過去のインターハイや国体などを契機とし
建設されたものである。
このうち、時系列でいうとまず震災後②に仮設住宅が建築された。
ここには現在も入居者の方がおられる。
①は本町最初となる災害公営住宅建設のためやむを得ず解体した。
これは復興事業による土地造成を待っていては災害公営住宅の供給開始まで
余りにも時間を要するため、早期に平場を確保する方法として
①の解体を選択したためである。
大規模集合住宅としては全被災地で最も早いH26年3月末に入居開始した。
コバルトーレ女川のホームでもあったが、これによりしばらくの間は
地元でゲームを開催できなくなった。
残る③であるが、このように唯一のグランドとなったが、
土グラウンドであることに加え排水性に難があったため、
町内各団体や町民の利用も集中する状況にもかかわらず
運用効率が低くならざるを得なかった。
このため、人工芝グラウンドに転換を図り、①の災害公営住宅と同時期に竣工、
結果として利用率は約2倍になったところである。
また、これによりコバルトーレはホームゲームを女川で開催出来るようになった。

震災前、本町では屋外競技であるソフトボールを中心に、
会場や町内の受け入れ態勢が評価され各種大会や合宿が頻繁に行われてきた。
スポーツ観光というのが一つの売りでもあった。
従い、今後の町内運動施設の在り方についても、
グラウンドは基本3面必要と考え、②については仮設住宅撤去後に復旧、
①についてはその機能を清水地区に移転する考え方で進んできたところであり、
その基本的な意向については町議会をはじめ町民等に伝えてきたところである。
この経過の中で、陸上競技場については石巻広域圏に一つというのが適切で、
利用団体や競技団体・関係者を考慮すれば石巻市内に設置されるのが望ましい、
という認識が広域圏の自治体・関係者間で共有されているところであり、
まだ計画の具体化はされていないものの石巻市において検討をいただく。
このような経緯をもとに、本町として清水地区に設置する機能については
①から陸上競技場の機能を除いたもの、すなわち天然芝グラウンドや
スタンド等の機能を従前規模で機能回復する、という方向となった。
便宜的にこれを④とする。
①の従前規模は諸室や倉庫と収容600名ほどのメインスタンド部分、
周辺は土手状の芝生スタンドである(その他駐車場など)。
天然芝であれば将来コバルトーレがJFLへ昇格した際にも公式戦が開催できる。
或いは、そのもっと先にはJ3以上への昇格だってあるかもしれない。
そのような拡張性も考えながら、今の段階でやっておくべき④の仕様というのを
検討し、設計に落とし込んでいこう、というものであった。
そしてこのたび、従前規模への機能復旧見合いとして
復興庁より関係予算が認められたため、補正予算計上となった。
ここに、時を同じくうれしい快挙が達成された。
言うまでもなく、コバルトーレ女川のJFL昇格!である。
なので、④の仕様を将来を見据えて、ということでなく
現実の課題として考えていくこととなったのである。

長々書いてきたが、理由がある。
幸か不幸か、このことにより色々と誤解が生じることとなった。
これについては報道の取り上げ方の影響が非常に大きい。
平たく言えば
「コバルトーレのために建設する、ということか」
ということである。
そこははっきり申し上げる。
違います。
今回設計予算を計上したのは、コバの昇格云々ということは別として、
もとより町として整備を考えていたものに対し復興庁協議等を経て
たまたまこのタイミングになったものであり、
そこに更にたまたまJFL昇格という吉報が重なったのです。
また、コバルトーレと④の関係でいうと、
町がコバのために④を整備する、ということでなく
町が整備した④をコバがホームとして使う(ことになるだろう)
ということです。
結果は同じに見えますが、主客が正反対なのです。
ただし、コバルトーレのホームになる天然芝グラウンド、ということは
当然ながら意識されるべきものでもあります。
なぜならば、コバルトーレの存在は地域にとっての財産であるが、
同時に地域にとっての重要なコンテンツともなるからです。
この小さな町に全国の舞台で戦う地元に根差したクラブがあること自体が
得ようとしても普通は得れない強い武器であり、
クラブを地域として支えつつ、その武器をまちづくり・地域づくりの中で
活用していくという視点は欠かしてはなりません。

今後、仕様や将来の拡張可能性も含めた、当面の展開を見据えた整備を
行うべく、設計を進めていくことになる。
機能復旧見合いと身の丈に合った整備規模と将来展開を見据えた整備水準、
他競技も含めた利用の在り方と運用など、これらを包含した形で行い、
今回の整備でどこまでをやっておくべきか、
という難しい作業ではあるが、これも昇格によるうれしい悲鳴。
具体的な検討を進めてまいります。
整備までの間、コバルトーレは石巻市のフットボール場を中心に
各地でお世話になりますが、どうかご声援のほどよろしくです!

直ぐに次回の記事を上げます!

投稿者 sudayoshi : 2017年12月27日 21:59