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 素晴らしかった舞台の話を2つほど

2018年10月31日

毎度ご無沙汰death!  \y/ ( ´∀`) \y/
(フォックスサインの顔文字ってどこかに無いですかね?)

表題の一つ目は先日行われた女川小学校の学芸会。
もちろん毎年来賓として案内をいただき観覧しており、
我が子は既に卒業しているが、我が町の子供たちの成長を拝見したく、
別用が入らない場合は最後まで観させていただいている。
で、今年の学芸会だが、いや~、素晴らしかった!大したもんだ!
震災直後には大きく、その後はジワリと児童数が減少し続けているものの、
少人数ながら元気にはつらつとして演じ、歌う姿に、
おじさんは率直に感動させられました!
各学年ともよかったんだが、特に6年生は特筆されるべきほど。
昨年の6年生の白虎隊も素晴らしかったし、この時の内容は
修学旅行で行った会津で学んだ白虎隊の悲劇を演劇で披露してくれたもの。
で、今年の6年生が選んだのが、なんとライオンキング(!)
尺の関係で演劇だけで全てを演じ表現することは難しかったが、
それを差し引いても心から拍手を送れるステージであり、
「劇団四季に負げねべ?」という、本当にライオンキングな演劇であった。
本町では電力主催で子供たちでミュージカルを行う
「クリスマスドリーム」という行事が例年行われており、
ここでは本職さながらの演技・歌唱の指導がなされ、
本番では地元の子供たちが舞台俳優・女優の卵のように、
素敵なステージを披露してくれている。
今回、6年生の中に出演歴のある子が何人かいたのもあるだろう、
学芸会というレベルを超えたミュージカルだったと思う。
ただ、やっぱりその子たちがいたからそうなった、というだけじゃなくて、
例えば、主人公シンバの誕生シーンとかあるじゃないすか。
その時の、誕生を祝福する動物たちの動きも、歌も、
まさに「おお、ライオンキング!!」なわけですよ!
いや~、相当練習して皆で頑張ったんだね~!と思える、
熱量のある素晴らしいステージでした。
この6年生が引っ張ってきてくれた小学校の各学年、
これからの更なる成長が大いに楽しみであります。

で、二つ目。
奇跡的に先決の東京出張三日間との丸かぶり日程が発表された二日間。
これもキツネの神様のお導きだったのだろうか、
幸運にも、二年ぶりに、それも両日ともに参戦する権利をご神託賜った。
直前にYUIMETALの脱退が公表され、約一年間の休養・離脱であったから
「ああ、やはりか…」「やむを得ないのだろう…」
とは思いつつも、三姫ではYMYであったおっさんである私自身としては
幾ばくかのショックがなかったわけはない。
しかしそもそも誰推しとかでなく、
箱・バンド・ユニット・チーム、どんな表現でもいいが、
全力で奏でられ表現されるあの音とパフォーマンスを愛するのであり、
新体制下でそれがどのように示されるのか、
期待と緊張感を胸に参戦してきたところである。

結論として言うと、圧倒的でとてつもないライブでした!
初日はPIT最後方、二日目は超PITで最前から5~6m、
見え方も感じ方も両日で異なりましたが、以下に感じたことを。
【初日】
・ダンスは鉄壁のフォーメーション
・神バンドはやはり神だった
・「Distortion」の扇情力半端ねー、最初からテンションMAXになった
・すーちゃんの発声があまり気にならないレベルではあるがちょっと不安定
 まあそれでも十分すぎるくらいに声は出てるんだけど
・「すー&もあの”二人を軸とした”」と公式が言ってる部分からすると、
 もあちゃんが他のダンサーさんと遠目には区別がつかなくて、
 その意味では少し可哀想かな~、もちろんピンスポとかは当たってんだけど
・スクリーンに神バンドのアップ1回も無かったんじゃね?
・「Srarlight」で涙
・と、色々思いつつ、やっぱり素晴らしかった!!
【二日目】
・間近で観てなお感じる、ダンスは鉄壁のフォーメーション
・神バンドは二日目も神だった
・前日同様、1曲目でテンションMAX
・すーちゃん、初日より調子が落ちたことを感じさせたが頑張った
 まあそれでも十分すぎるくらいに声は出てるんだけど
 RORの1番の”時~は~来た~~”で伸ばし切れずフェイク、
 それがすーちゃんの表情に珍しく表れてしまい、
 集中力が途切れてしまったような気がした
 (間近で観ているからこそ感じられた部分)
 それを”ウォーウォーウォウォー”までに持ち直したのは、
 さすが大舞台を多く経験した故か
 今日は”かかってこいや~!”ってやれないんじゃないかと思い、
 実際なかったが、これは状態を考えて次の”Shout!"で
 しっかり出せるようにという判断でしょう
 やはり凄い超絶歌姫でした!大したものです! 
・間近で観るともあちゃんの存在感は強くしっかり伝わってくる
 これも、遠くから見るスクリーンでは感じられなかった部分ね
 二人分頑張っているのがよくよく伝わってきたよ!
・「紅月」のGソロの掛け合いでは、大神様とLeda神様が
 今日はスクリーンに大映しに!神バンドの映し方について
 たぶん各種の初日の振り返りがあったのでしょう
・と色々と思いつつ、やっぱり今日も素晴らしかった!

両日を通じて、メタルファン的な視点でちょっとだけ加えて言えば、
メタルのライブで音楽・演奏部分に、とりわけテクニカル系のバンドに
オーディエンスが期待するのは、多くの場合、先ずはアルバムの再現性で、
加えてアドリブやインプロバイゼーションだと思う。
その点、後者についてはCMIYCのイントロで行われる神バンドの
ソロタイムがその部分を担っていたところがあるが、
今回のツアーでは基本的にソロタイムは設けられていない。
むしろ演出面でも一歩引かせたものとなっていた。
初日のスクリーンでの扱いとかもそう感じさせるし、
その違いは「紅月」のGソロ掛け合いの部分で、
両日の内”二日目”のみ大歓声が上がったことにも表れたと思う。
こうした部分はやはり「そこはやってくれよ~!」という思いに
させられたし、同じ気持ちの方も多かったのでは、と。
とまあ、色々書いたが、それでも改めて記しましょう。
圧倒的でとてつもないライブでした!

ネットで見ると、SSA→神戸と、すーちゃんの調子も上がったようで、
更にすごいパフォーマンスになっていたことでしょう。
すーちゃんの高音部が少しばかり不安定だった、
といっても気になるレベルでは全然なかったし、
そもそもライブとはそういうものだし、
世界的に名の知られたバンドでもそうです。
例えば、私が愛するDREAM THEATERだが、
初見となった、後にビデオがリリースされた
93年のMusic in Progress Tour@中野サンプラザ、
95年のWaking Up the World Tour@東京厚生年金会館、
このときのジェイムス・ラブリエ(Vo. 以下、ラブたん)は
高音部をがなるようにしか出せなくて、
「え、アルバム限定?」
って思ったものです。
まあ、本当の実力は知ってる方はご存じの通りですし、
その後のツアー辺りからは圧巻のボーカルを披露し続けておられますです。

そういえば、ラブたんといえば、有名な話だが昔、
当時BURRN!編集部員(副編集長?)の広瀬さんが取材で、ラブたんに
「あなたは正式メンバーなんですか?雇われとの見方もある」
という、なかなかな質問をしたことがあり、よく知られるところである。
(当時、リアルタイムで読んでましたw)
もちろん正式メンバー(どの時点からだったかは不明)なのだが、
このことを今回思い出した。
三姫であることに絶対的な価値を置く方々からすると、
今回、というかゆいちゃん休養以降の状況は耐え難いもので
あるということは想像に難くないものの、
すーもあ&神バンドのみならずダンサーチームも、
観れば判る通り素晴らしい仕事をしておられる。
正式メンバーかどうかは別として、チームBABYMETALとして
あのステージをあそこまでの完成度に導くことができたのには
間違いなく彼女たちの貢献もあった、ということは
言及していいだろう。
考えてみれば、初期は俺のようなメタルファンから
「こんなのメタルじゃないっっっ!!!」
と言われ、現在は古参メイトさんを中心に
「こんなの俺たちが知っているBABYMETALじゃないっっっ!!!」
ってなことになっています。
どないすればええの?な感じだが、
仮にゆいちゃんが復帰した状態で今回全く同じようなステージが
展開されたとすればどうだったろう?
kawaiiは封印されたものの新たな領域に入った、と、
ここまでの拒絶感はなかったのではないかと思う。
もっとも、メタル畑の人々にとっては、
愛するバンドのメンバーチェンジなどは日常茶飯事。
お互いに
「いつからか彼は全くバンドに貢献しなくなったんだよ
 バンドへの発言権は平等であるにも関わらずに、だ」
「冗談じゃない、あいつのワンマンにはもう付き合えない、
 こっちから出て行ってやったのさ」
など、それまでの同志を罵倒し、メディアを通じた泥仕合が
展開されることもしばしば。
更には、新メンバー加入となると
「オーディションでスタジオに来てもらって、
 一緒に音を出した瞬間からヴァイブを感じたよ。
 ”なんてクールなんだ⁉”ってね。
 アティチュードも素晴らしいやつだね」
と褒めちぎるものの、次のアルバムではもう脱退して
「結局のところ、俺たちは馬が合わなかったんだ
 ツアーでの態度にも問題があった」
と平気で言ってのけることもある。
で、時間の経過とビジネスがいがみ合いとわだかまりを溶けさせ、
20周年とか30周年にはみんなでツアー、なんてこともw
この間、ファンはこのバンドの音楽が気に入らなくなったり、
興味の対象が変わらない限りは、それでも追い続けるのです。
なぜならば、それを奏でるのは彼らしかできないから。
一方でただ追従するのでもなく、厳しい目線と耳でも接する。
新メンバーが前任者の穴を埋められているか、
あるいは新しい何かをもたらしているか、その両方か。
バンドのベクトルは変わっていないか、あるいは進化しているか。
受け入れられたり心を揺さぶられればそのまま追うだろうし、
気に入らなければ距離も離れる。
そうやって多くのバンドに触れてきた。
というか、慣れっこじゃないと付き合っていけませんw
DREAM THEATERも、オリジナルメンバーは厳密には2/5だ。
(ラブたんは2ndからで、ここからバンドが大きく飛躍しました)
バンド運営の心臓を担っていたDrのマイク・ポートノイの脱退時、
”これからのDTは大丈夫か?”と誰もが思ったはず。
後任のマイク・マンジーニが入った直後のアルバムは
(個人的にはマルコ・ミネマンの方がフィットしたかな、と当時思ってた)
確かに借りてきた猫のようなドラムに思えたが、
以降の作品とライブでは”結果、この人が後任でよかったね!”と
納得させられるパフォーマンスを披露してくれている。
オールド世代で言うならば、パープルの現メンバーは固定されているが、
結成時からすればチャーターメンバーはイアン・ペイスのみ。
「リッチー・ブラックモアのいないパープルなんて!」
という声も今は昔、な感があります。
(まあ、キャリアの長いバンドだとメンバーの他界もあり)
いずれ、歴代主要メンバーが最低一人はいて、
音楽性を引き継いでいれば最低限の納得感はあるし、
新メンバーが前任者を越えるか、別な形で存在感を発揮するか、
バンドの音楽に新しい何かを加え進化したと聴き手が捉えられれば、
多くの場合は受け入れられるのかな、と。

なんか、
「メタルバンドのメンバーチェンジに思うこと」
な記述になってしまったw
ということで、ゆいちゃんの件は残念で寂しきものであるが、
これをどう克服するか、ということについて、
少なくとも現時点においてという限定であったとしても
ライブを通して一つの答えが示された、と思うし、
これからも心を揺さぶり続けてくれることを確信させてくれた。
ゆいちゃんもどういう形かで安心してくれたと思いたいし、
天に昇られてしまった藤岡さんもあの笑顔で見守ってくれたと思う。

BABYMETALが何者であるか、或いは何者であるべきかについては、
ファンサイドとしてはそれぞれに捉え方や像があるだろうし、
いつメイトになったかでもだいぶ違うと思う。
私自身の場合は「KARATE」から、である。
ただそれでも、初期の在り様のみを絶対としていたならば
ここまでの存在にはならなかったことは容易に想像できるし、
年齢面も含めプロジェクトとして早期に閉じざるを得なかっただろう。
メタルとkawaiiのミスマッチが生み出す化学反応から両者の融合へ、
そして困難に対しチャレンジし、自らを研ぎ澄ましてきたからこその
今のBABYMETALと考える。
一メイト、一メタルファンとしては、今後も色々な変化があったとしても
メタリックに、パワフルに、キュートにより高みを目指してほしいし、
新しい場所へ我々を連れて行ってくれると信じるところである。

うわぁ、神戸が終わってからと思いながらちょっとずつ書きためてたら
とんでもなく長くなった…。
それでは皆さま、しーゆー!

投稿者 sudayoshi : 2018年10月31日 23:52