« あの日と未来と今 | メイン | 新型コロナ関係の本町の状況、およびちょっとした考察② »

 新型コロナ関係の本町の状況、およびちょっとした考察①

2020年04月11日

長いので、①と②に分けて同時にアップします。

過日、政府より緊急事態宣言が発出され、
対象地域として七都府県が指定されました。
日本全国が同じく危機に直面しているわけではありますが、
特にこの七都府県の皆さんは大変な状況下に置かれています。
この中には、これまで本町に対し多大なご支援とご貢献を
いただいた方々や、「もう女川に住んだら?」と言っても
いいくらいの”県外だけどほぼほぼ女川町民”の皆さん、
また、復興支援として派遣職員を送り続けてきてくれた各自治体、
そして実際に派遣されていた戦友ともいえる職員の方々、
数えきれないほどの恩人や友人、仲間たちがいます。
現況に対し心からお見舞いを申し上げます。
例年なら、来月5月3日の町内各神社の例大祭にも、
そんな多くの皆さんが集っていただいていたでしょう。
決して他人事でなく明日は我が身(町)でありますが、
今はお互い往来も憚られる、というかしちゃいけない状況だけど、
この状況が落ち着いたら、
ついこの間まであった日常を取り戻したら、
これまでのようにまた繋がりあいましょう!
お待ちしてますし、来ないならこっちから行きます!
お互い、今やれることを頑張りましょう!

さて、宮城県は現時点では緊急事態宣言の対象外ですが、
仙台市を中心にじわじわと増加傾向にあります。
また、本町を含む石巻圏域で発症者は確認されていないものの、
経済面のみならず影響は確実にあります。
例えば、仙台市内の新型肺炎感染者が
3月22日に金華山に渡った件は
4月1日の仙台市の発表で明らかになりましたが、
金華山に船で渡るには石巻市鮎川か女川からの二択であり、
翌日の4月2日に女川経由で渡った事実が確認されました。
訪問から10日以上経過してはいましたが
念のため離島航路ターミナルの消毒を同日午後から実施。
保健所からは、当該罹患者が発症前であったこと、
また船の事前の感染対策などから濃厚接触には該当しない、
という判断が船舶事業者には伝えられており、
町に対しても感染例の報告は現在もありません。
※感染経路や罹患者の行動履歴の調査などは保健所の権限です
 感染確認や事態拡大につながる何らかがあれば
 保健所から自治体に連絡されます
 逆に言えば何も連絡がない、ということは
 少なくともその時点では懸念される状況は認められない、
 ということになります 
このように、感染発症や拡大は招かれていないものの、
様々に対応が求められますし、していかなくてはなりません。
また、今回の事例から懸念をしていることがあります。
一例ですが実際にあった話として、東京都下のある町内会にて、
”この辺りに感染者がいるらしい”という噂が立ち、
「あの人顔をしばらく見ないな(隔離?)」
「○○へ出入りしていたらしい」など、
不安からくる疑心暗鬼と憶測が噂を生み、
感染していない方が感染していることにされてしまい、
自宅マンションへの帰宅をマンション住民から拒否された、
などの事例が報告されています。
一層の不安や心配が募る状況が生み出した残念な出来事ですが、
これはどんな地域に生じうることです。
そして憶測や噂で“既成事実化”する側、される側、
そのどちらにも私達自身がなり得ます。
大震災の時も根拠のない色々な噂が出回りました。
このようなことならぬよう、様々な情報を落ち着いて受け止め、
冷静に判断・対応することが求められます。
「正しく怖がる」とともに、
自身の日常活動での留意や日頃の感染症対策を
各自がしっかり行っていくことがなによりも大切です。
本町では以下のことを町民の皆さんに周知しています。

【移動について】
①緊急事態宣言対象の七都府県へは出向かない
②遠出や人混みへの外出をなるべく避ける

【町内での日常活動について】
①町内公共施設の一部利用制限
=町民及び町内通勤者以外の利用停止
②日常の感染症対策の徹底(手洗い等)
③3密を発生させない
④飲食店を含む町内店舗利用への自粛は行っていないが、
 利用する場合の人数・規模の縮小・制限などを
 3密対策とともに行うこと
※①④については状況により急な方針転換もあります

【町内各店舗・事業所について】
①3密の徹底
②①とともに、カウンターの消毒など、衛生対策の徹底
③来店者への手指消毒などの徹底

なお、飲食店などでは既にテイクアウトメニューの拡充や
宅配対応を行っており、町観光協会のサイトでまとめていますので
ご覧ください。このような対応が、
今後もし本町でも事態が進展悪化したときに
町民生活においても大きな助けとなるでしょう。
事業者自らの創意工夫に感謝申し上げます。

当然ながら本町を含む石巻圏域での状況や県内での感染拡大など、
フェーズが変われば周知・要請事項も変化します。
様々な状況を仮定し、町内各関係先との協議もしていますが、
状況の進展によっては感染拡大・流入抑止も考慮し
町独自の対応もしていくこととなります。
先が見えないウィルスとの戦いですが、
一人一人の行動の積み重ねが感染拡大を防ぎ、
見えない先の中に出口の光を見つけることに繋がります。
やることとやれることを各自がしっかり行いながら、
経験したことのない状況を皆の力で乗り越えていきましょう。

②に続きます。

投稿者 sudayoshi : 2020年04月11日 22:30